ネット銀行は差押さえられないのか?
ネット銀行に残高が残っているあなた!差し押さえされるから要注意!
ネット銀行と言えば、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、GMOあおぞらネット銀行、じぶん銀行、楽天銀行やソニー銀行やセブン銀行など複数の銀行があるが、
一昔前までのネット銀行は 「差し押さえられない」 という情報が出回っていたものだ。
しかし、
ここ最近、そんなネット銀行でも差し押さえされてしまうという情報が飛び込んできている。
安全神話が完全に崩れたのだ。
債権回収業者などの債権者に委託された弁護士が、
ネット銀行に対して執拗に「開示請求」をする事により、ネット銀行側もしぶしぶ情報開示に乗り出してきたのだろう。
ただ、ネット上の銀行という性質上、銀行側としても安易に個人情報を口外してしまうようだと、
ネット銀行全体の評判が落ちてしまう。
口座開設数が減るなど不利益を被るので、本音としては債権者に対して絶対に協力したくないことには間違いがない。
運悪く、銀行口座を差し押さえられると、
通帳に、「 サシオサエ ○○チサイ」という名目で記帳がされる。
当然だが、残高は0円になってしまうが、少ない金額の場合、回収せずに、「差し押さえ取り消し」をしてくる債権者も少なくはないぞ。
もしも
ネット銀行口座を差し押さえをされても、その後の入出金などの銀行取引は可能だ。あくまでも、差し押さえられた時点に預けていたお金だけが差押え対象になる。
今から20年以上前、ネット銀行が全然普及していなかった時代は、多くの顧客がインターネット上の銀行に不安を感じていた。ジャパンネット銀行???って何だよ!ジャパネット高田かよ!って感じで不安で仕方がなかったものだ。ネット銀行側としては、せっかく口座開設してくれた人の個人情報を絶対にもらさないという対応が必要だったことは間違いないだろう。
しかし、ここまでネット銀行が普及しだすとネットだから不安だという人は減っている。アマゾンや楽天市場だけでなく、ちっぽけなネットショップでも平気でお金を払って買い物をするようにもなった。こんな時代になったからこそ、
ネット銀行でも情報開示をするようになったのだろうか。
ネット銀行は差し押さえされないという安全神話は完全に崩れたといえよう
ネット銀行を差し押さえされないための3つの方法とは?
今まではネット銀行は差し押さえられないという安心感があったのだが、今後は差し押さえられてしまうとなると、ネット銀行に残高を入れておくのは危険だ。そうなると違う方法を考えないといけない。方法は3つ。
- 奥さんや信頼できる人の他人名義口座で貯めておく方法
- 自分の自宅や住所からほど遠い場所で信用金庫などの口座を開設してそこに貯める方法
- 銀行口座には必要最低限しか入金せず現金を自宅で保管しておく方法
いずれの方法も差し押さえられにくい方法だし、もしも差押えが開始されてしまったとしても残高が無ければ空振りといって差押を取下げてくれる。
ここで、注意点が1つある。
あなたが裁判に負けたにもかかわらず「意図的に財産を隠した場合」
差押を免れたいために意図的に資産を隠す行為と見なされると犯罪に該当してしまうからくれぐれも注意してもらいたい。
私の予想では1000万円以上もの資金を隠したら大問題になるかもだが、100万円以下程度の少ない資金を移動する分には逮捕されるほどの騒ぎにはならないと考えておいて良い。
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