裁判で負けが確定してから1ヶ月以内に銀行口座差し押さえ開始

 

俺は、裁判に出席せずに負けが確定し、しばらく過ぎたころ、ゆうちょ銀行と地元の都市銀行とネット銀行の合計3つの口座を差し押さえられた。と言っても、すべての銀行口座には残高が1000円弱しか入っていなかった為か全く差し押さえされずに済んだようだ。

債権者にとっては、銀行口座を差し押さえしても回収できないことを「空振り」と呼ぶそうだ。

そもそも、借金の返済ができない奴の銀行口座を差し押さえても大金が入っているわけはないのだと思うのだが・・。

 

俺が銀行口座を差し押さえされたタイミング

 

俺は、裁判で負けて債務名義ってやつをとられたから差し押さえされた。だから、あなたが借金を返済できない状況で、督促電話や督促ハガキを無視していても、ある日突然、銀行口座が差し押さえられるということはない。債権者が差し押さえをするためには裁判をしないといけないので、もしも差し押さえされるのならば、あなたの自宅に裁判所からの通知が届いているはず。裁判が始まるまでは「差し押さえされないか?」ドキドキ心配する必要はない。

 

万が一口座に大金が入っている場合は、事前に下ろすことは可能だが、裁判に負けてから慌てて大金を下ろしてしまうと、意図的に財産を隠したという罪が問われるケースもあるので不安な人は弁護士に相談はしたほうが良い。

俺の場合は、大金と呼べるお金は口座になかったので、どうぞ差し押さえしてください!って感じでのんびり構えていた。

 

裁判所からの通知が何一つ届いていない段階では差し押さえされる心配はない。

 

裁判で負けると、比較的早い段階で差し押さえが実行される。

何度もいうが、裁判されるまでは差し押さえは100%されない。

 

 

銀行口座の差し押さえは1度だけ?

 

債権者にもよるのだろうが、俺の場合は、1度だけだった。1000円しかなく差し押さえが空振りに終わったので、この債務者はお金を持っていないと判断され諦めたのだろうか?最初の差し押さえから1年以上経過しているが2回目の差し押さえはない。

 

銀行口座を差し押さえされるまでの出来事

 

レイクや三井住友銀行カードローンなどの大手の場合、裁判が終わったあとに必ず電話で和解の提案をしてくる。

こちらとしては和解するくらいならはじめから裁判なんかしてくるな!と思いたいところだが、債権者の目的はお金を返してほしいということだから、1円でも毎月返済していただきたいのが本音なのだ。

滞納者にとって、裁判で負けようが返済する必要はない。負けても払えないから払わないという選択肢もある。

ただ、マイホームや高級車、隠し貯金などがある人は、逃げ切ることは難しいかもしれない。

最悪、自宅訪問されて財産をくまなく調べられる可能性もある。その場合は金庫などに隠した大金は没収される。

 

とにかく、差し押さえされる前には必ず裁判で負けて、債権者からの和解の提案がある。電話を無視し続ければ、差し押さえ開始である。