俺は、イオンカードから100万円以上の借金をし、返済できなくなって滞納したときのこと。最初は女性からの電話で優しかったが、3ヶ月も滞納をしていると、担当部署が変わったのか、やさしい女性ではなくて、Vシネマに出てくるような俳優のような男性から督促電話がかかってくるようになった。

 

返済するのが当たり前なんじゃないですか?

男性は、しきりに返済日の約束をしてくるので、「分からない」と答え続けたら、「返済するのは当たり前ですよね?何とかしてくださいよ」と言われ、俺は少し恐怖を感じた。何とかしろって?できるわけないでしょ。

 

どうして返済してくれないんですかね?

返済は出来ないと拒んでいたら、男性の言葉が疑問系になってきた「どうして返してくれないのかな?」

俺は、優しく諭すような、しかもドスの聞いた声のせいで、ますます恐怖を感じた。

 

男性は、脅し担当なのか?

俺に電話をかけてきた担当は、ドスの聞いた声で、しかも他のオペレーターとは明らかに違う口調、セリフを使ってきた。

たいていの人は、びびって返済してしまうのではないだろうか?

俺も怖かったし、こんな奴から毎日電話かかってくるくらいなら、深夜バイトしたりして返済しないといけないと思ってしまう小心者も多いことだろう。

 

イオンカードを滞納すると怖い。

これが俺の正直な感想だ。自宅訪問はされないけれど、男性からかかってくる電話はやっぱり怖い。

うっかりとると、ガチャ切もさせてくれない独特な空気のまま電話で話し続けないといけない。

あー、「借金消えないかな!」「督促電話がかかってこない方法はないかな!」って正直何度も思った。

 

結局、怖い男性からの説得をかわし、滞納を続けていた俺は、裁判をされることになった。

これで時効は10年に延びた。返済が苦しいなら時効など狙わず、良い子は俺の真似をしないようにしたほうが良い。