俺の自宅には、「 強制執行予告通知書 」 が届いたことがあった。

 

強制執行予告通知書とは?
債権者からの督促電話や督促ハガキを無視している者に対して、「このまま無視すると裁判で訴えますよ!」という警告書のようなもので、

たいていは普通郵便の封筒で届く。

 

なぜ強制執行予告通知書を送ってくる?

少し脅せば100円以下のコストでバカが払うから?

強制執行予告通知書は、普通郵便の切手代と印刷代、紙代程度でコストは100円もかからないだろう。こんなに安くて借金を回収できる方法は他にない。実際裁判になると手間もお金もかかるので債権者側としてはなるべくしたくはない。

裁判するぞ!と脅すだけで、無視を決め込んだ滞納者に対して支払いを促すことができる。強制執行予告通知書を受け取った者は怖くなって返済をしてしまうことが想定される。ほとんどの滞納者は法律に詳しくないと思われるので、「強制執行予告通知書」というフレーズにビクビクしてしまうことだろう。俺の場合も、強制執行予告通知書を無視したらどうなってしまうのか?不安になった。

ただ、それも最初だけで、今では完全スルーしている。

 

強制執行予告通知書を無視するとどうなる?

なんだか、最近、借金に関するブログやサイトが増えてきたが、間違っていることも多い、それはなぜか?実体験じゃないからだ。そんな適当な情報を信じるなと!と先に言っておく。

 

俺の場合は、強制執行予告通知書を受け取っても無視を決め込んだ。すると翌月に同じ強制執行予告通知書が届いた。「あれ?何でまた同じものを?」って思ったが債権者によっては強制執行予告通知書を何度も繰り返して送ってくるようである。最終的には強制執行予告通知書を無視しつづけると俺の場合は裁判になった。金額にもよるだろうが100万円以上借りている人は裁判になることを覚悟しておいたほうが良い。

 

1回目の予告でいきなり裁判されることはほぼ無い!

 

強制執行予告通知書を受け取ったらどうすれば良い?

 

俺の場合は、強制執行予告通知書が自宅に届いてすぐに着信が入ったことがあった。おそらく強制執行予告通知書を受け取った俺がビクビクしているタイミングで電話をしてきたのだろう。もちろんその着信は無視をしたが、もしも電話を取っていたら、「お支払いを少しでもしてくれたら強制執行手続きは見送ります」とでも言ってきたことだろう。家族にバレたくないならば、強制執行予告通知書を受け取った頃が1つの潮時となる。無視したらいずれ裁判になる確率が高くなるからだ。

 

小額でもいいから返済をするか?借金を整理する決断をしなくてはならない

1000円でもいいから返済することで、裁判される確率はグーンと下がる。ただ、1円でも返済したり、返済の意思を相手に伝えてしまうと時効が消滅する。5年間放置すれば借金がチャラになるのにもったいない。

もしもチャラにできなかったら自己破産でもすればいいのだから、返済をしないと決めるのも有効だ。

ただ、家族や会社にバレたくない上に、5年も督促攻撃を受けるのは辛いというのならば、債務整理に強い専門家に相談にのってもらうしかない。

一度相談に乗ってもらえば考え方も変わるかもしれないだろう。一人で悩んでいないで覚悟を決めること。俺みたいに返済しないと決めるのも良いが、それはそれで辛いから覚悟するように。

では、