借金の返済が出来ない場合は、返済することを諦めること。つまり、督促をされても放置することで財布からお金が出て行く状態をストップすることが重要だ。
借金の返済が出来なくなると、悪いことをしているかのように冷や汗が出てくる。
督促電話にビビリ、家族にバレないかドキドキする。そんな状況で冷静な判断など出来るわけがない。
ただ、それも最初だけで、慣れてしまうと気にしなくなる。不思議なもので人間は自分勝手な動物なので、返せないのは自分のせいではない、貸した方も悪いのだと思うようになる。
俺だけでなく、借金は貸したほうも悪いと思っている奴が多いはず。
だから、なけなしの収入から借金を優先して返済に回し、生活が困るくらいなら返さないほうがマシ。お金は、おいしいもの食べたり、遊びに使ったほうが生きてくるし、人生が楽しくなる。
借金を完済して喜んでいるのは、歌手のさだまさし氏のような一部の芸能人だけだろう。
一般庶民が借金の完済を目指して汗水たらしている場合ではない、日本は、借金をしている者に優しい。自己破産でもすれば簡単に借金はチャラになる。
払えないのならば払わなければいいだけだ。自分に甘く、他人に厳しくしていれば借金なんて怖くない。
ところが、借金が返済できないということは、以下のような出来事が襲ってくる。これは避けられない現実だ。
返済しない奴のその後
独身の場合は、容赦なく自宅訪問される。結婚している奴は比較的自宅訪問はされない。ただし、絶対にこうだという法則はない。俺は9社から借金をしているが、本当に金貸し業者によってマチマチである。
借金が家族にばれて、家族が協力的ならまだ良いが、バレたらすぐ離婚というカップルも多いらしい。
借金を内緒にしていたことに対する不満が爆発し、借金を一緒に返済するなんて馬鹿らしいと相方に思われるとと離婚される。
家族と同居している俺が、借金を返済せず放置できるのは、ほとんど自宅にいるからだ。郵便物も99%俺が受け取れる環境にある。
ほとんどの奴は、返済を諦めたら、3ヶ月以内に家族にバレる。
借金が返済できない奴がやってしまう過ち
- おまとめローンに手を出す
- 督促電話に折り返し電話をしてしまう
- 督促電話をかけてくる担当に低姿勢になってしまう
- 1000円だけ返済してしまう
- 家族や知人から借金をしてしまう
- 他のカードローン会社から借金をしてしまう
- 突然、深夜バイトを始めてしまう
これらは、すべてダメ。借金の返済のための借金は、ほぼ破綻する。おまとめは1社から多額の借金をすることになり自己破産にならなかった場合のダメージが大きい。1000円など小額を払ってしまえば、時効という選択しも消える。突然バイトでもしようものなら健康を害し、借金のために働くという奴隷生活に突入してしまう。
どうしても家族にバレたくないなら返済を諦めてから3ヶ月が勝負。
家族にバレないで、借金の総額を減額させ、返済を楽にさせるには、任意整理という法的手段を利用するのがベスト
自己破産だと家族にバレる可能性がやや高まるので、声を大きくしてオススメはできない。
時効も1つの手段だが、5年、10年を耐え抜く精神力が必要となる。9年11ヶ月耐え抜いてあと1ヶ月で時効になりそうで失敗してもヘコタレナイ自信があるやつはチャレンジしてもよい。ただ時効を成立させようにも、いずれは専門家の力が必要になる。
10年頑張って時効を狙うか、任意整理で借金を大幅減額させるかは、個人の選択によるが、今後リストラにあったり、ボーナスがカットされたり、給料が減ったり、会社が突然倒産したりして、いずれ返済が滞るようならば、いっそのこと早めに借金は整理してしまったほうが得策だ。