毎月の借金の返済額が手取りの3分の1を越えたら、苦しくなると一般的には言われている。俺の場合は収入がほぼ0円のくせに毎月の返済額の合計が10万円を超えていたので、明らかに苦しいはず。そんな俺が収入がないのにどうやって返済していたかというと、コツコツ貯めていた将来のための貯金から捻出していたからだ。

貯金からの切り崩しなので借金で苦しむというより「あーせっかく貯めた貯金がどんどん減っていく」という苦労して貯めた借金がなくなっていくことの悲しさのほうが精神的に苦しかった。

多額の借金をした場合は、貯金がいくらあろうが、毎月の安定した収入がないといずれ返済ができなくなることを身を持って経験した。

 

完済は無理と判断をして、返済をやめたのは、借金が多額すぎて収入が圧倒的に少ないからだ。こんな状況ではアルバイトでもして汗水流して稼いだとしてもほとんど借金の返済で消えて無くなってしまう。そのくせ元金が減らないとなるとバカらしい。

仮に競馬で大穴を当て借金が返済できるくらいのお金を手に入れたとしても、その後の収入がなければどうせ生活費で困るわけだから借金することになる、やっぱり大事なのは収入なんだと思う。

収入が少ない多額の借金は返せないことは当たり前のことなんだけど、当時は返せるって本気で思っていたから相当ポジティブだったか、バカだったのか?今となっては反省している。

 

最近は、多額の借金を解消することよりも収入を増やすにはどうすれば良いか?に全力を注ぐようになった。

一時期、バイトしたり、もう1度サラリーマンに戻ることも検討したが、時間がかかるかもしれないが自分の力で稼げることをやろうと決めた。

「借金苦どっとこむ」というブログを書き始めたのも、自分の体験したことをネット上で公開すれば誰か1人でも役に立てると思ったからで、わずかながらブログから報酬が上がっているのでこれも立派な仕事だと思っている。他にもブログを作っては毎日一生懸命更新している。おかげさまでブログを始めてから生きがいを感じ、前向きに生きることができている。