借金整理問題に詳しくない弁護士に「借金の相談」を持ちかけると、きまって「自己破産しかないですね、この状況では少しでも早く自己破産して借金をチャラにさせたほうが楽になりますよ」、と安易に自己破産を勧められがちなので注意が必要である。
自己破産は、本当に最終手段として残しておいたほうが身のためだ。
自己破産さえしてしまえば何とかなると思っていても実際にはハッピーな環境は戻ってこないという。
- 借金がチャラになっても何故か「気力が出ない」
- 家族や友人に理解されないという「孤独感」
- 楽して借金が消えたので、数年して再び借金をしてしまう
- 真面目に働くことが馬鹿らしく感じる
最悪、自分自身をコントロールできず自殺に追い込まれるケースもあると聞く。
問題なのは、自己破産しなくても借金整理はできるのに、日々の仕事に追われ、「この客なら自己破産で終わらせてしまえ」という悪質な弁護士が存在するということ。
そのような最悪の結果にならないためにも、借金に強い弁護士に相談することをオススメする。
自己破産をしてしまえばマイホームも失う。勤務先が警備員や国家試験を合格したことで働ける職業も一時的だが失う。いろいろ不都合も出てくる。弁護士からしてみれば自己破産は楽だ。裁判所に申請して終わり。本当にあっけない。
俺が知っている限り、多重債務者でも借金整理に強い弁護士に相談することで、多額の借金が大幅減額させただけでなくマイホームも没収されずに、完済までに至った債務者はたくさんいる。
くれぐれも相談してすぐに自己破産ですね!と言ってくるような弁護士には近づかないことだ。