大手消費者金融の取り立て担当の話によると、独身者の場合は自宅訪問をしやすいとのこと。

やみくもに訪問するのではなくて、なかなか電話連絡が取れない場合は自宅訪問するらしい。

 

恋人や友人と同棲している場合もあるが、基本的には一人暮らしが多いので訪問した際に本人以外が玄関越しに出てくることは少ない。無事に本人と会えたら、支払いについて相談するフリをして自宅に入らせてもらうケースもあるようだ。

 

世帯持ちの場合は、滞納者本人以外の家族と同居しているので、家族に借金がある事実を漏らすわけにはいかないのでやっかりであるし、家族が住んでいるならば、定期的に督促のハガキを送り続けるだけで、十分効果はある。

督促ハガキにも反応しなければ、裁判を起こして裁判所から特別送達郵便を送りつけてやれば良い。

 

独身者の場合は、さすがに自宅訪問して、「どうして返済してくれないのですか?」と突っ込めば、滞納に対して引け目を感じているせいか、完全に取り立て担当のペースで話を進めることができるらしい。

その場で返済計画を一緒に考え、書類にサインをさせられて、その日は終了。

 

借金を認めたことにもなるので、その日で時効はストップ。ふりだしに戻る。

 

独身者の場合は、電話を無視すると、自宅訪問される確率が高いので、覚悟をしておこう。

返済する気がもうないのなら、時効の援用を狙うか、手っ取り早く法的整理をしたほうが良い。

ただ、くれぐれも借金整理に弱い弁護士にお願いをしてはいけない。最悪の結果になる。