住宅ローンが原因で破産する人が増えてきています。
収入が少ないにもかかわらず、賃貸だと一生自分のものにならないという理由だけでマイホームを買ってしまった人や、給料の減給やボーナスカット、突然のリストラなどで、住宅ローンの返済が一気に苦しくなってしまうケースが多いようです。
住宅ローンの返済ができず、滞納を続けていると、競売にかけれれて処分されてしまう。また、自己破産を申請しても同じように住宅は売却されてしまう。
どうしても住宅を手放したくない場合は、個人再生という借金の整理方法もありますが、いずれにしても、住宅を残したまま1度組んでしまった多額の住宅ローンが消えることはありません。
マイホームはそういった支払い不能リスクが存在します。賃貸の場合なら、田舎に引っ越せば月1万円台の賃貸住宅なんかたくさんあるのでお金に困ったら田舎に引っ越してしまえば良いのですが、マイホームは多額の借金をして手に入れた買い物ですから、支払えないならば売却して手放すしか選択はないのです。