借金の返済が苦しくなり、あなたが自己破産を申請したとすると、裁判所は2パターンのどちらで処理をするかを決めます。
自己破産申請をすると、基本的には、『管財事件』として扱われます。
『管財事件』となると、破産管財人が選ばれ、あなたの借金の状況や、財産を徹底的に調査することになります。
しかし、自己破産申請をする人は、、毎年何万人と膨大なため、すべての自己破産申請に破産管財人を付けることは不可能ですし時間ばかりが経過してしまうため、『同時廃止』といって、破産管財人を付けずに自己破産処理を進めてくれる制度もあります。
管財事件となるのか?同時廃止になるのかは、裁判所の裁量判断となりますが、弁護士に相談をすれば事前にどちらで処理されるかは分かることでしょう。
できれば、自己破産を選ぶならば、同時廃止で済ませたいものですね。