仲の良い知人や、会社の同僚など、少額の借金を返してもらいたい場合に、ちょっと躊躇するものだ。

「せこい人間」だと思われないか?意外と気にするやつが多いかと。

そんなときは、魔法の言葉を使うと良い。

 

まずは、失敗例から

「この前貸したお金返して!」

「えっ?」

「いくらだっけ?」

「800円」

「あっ、ごめんごめん、あとで払うよ」

 

成功例、

「そういえば、この前貸したお金なんだけど、いつごろ返せそう?」

「あー、そうね、忘れてたごめんね、今払うよ」

 

2つの違いはわかりますか?

 

失敗例は、押し付けで、成功例は質問です。

金を貸した相手に対して上から目線でいくとどうしても命令口調になってしまうもの。

それを、疑問形にすることで、丁寧さをかもしだしている。

しかも、相手のプライドも傷つかない。

 

もしも、貸した金が大きい場合で、「お金がなくてすぐには返せない」と言われたら、

「ふざけるな!早く返せ!」ではなくて、

「返済できそうなめどがついたら、教えてもらえますか?私も裕福ではないので・・」と添えると良いだろう。

 

決して、「いつでも良いよ」なんてお人好しな言葉を言うべきではない。

 

「返せ」ではなくて「返せる見込みを聞く」程度ならば相手に適度なプレッシャーを与えることができるものだ。