小規模企業共済では、資金繰りに困った場合にお金を貸してくれる制度があります。

その名は、契約者貸付制度です。

 

契約者貸付制度とは?

今まで自分が積み立ててきた掛け金の80%の金額を、驚くくらいの低利で貸付を行ってくれる制度になります。
代理店である銀行で借入の申し込みをすれば、細かな審査などされずに、数日で貸付をしてくれます。

例えば、小規模企業共済に述べ100万円の積み立てをしている人の場合、80万円程度まで借り入れることができます。

 

※貸付資格判定時期

借入申込期間 貸付限度額の算定基準日
4月1日~9月30日 前年10月末日
10月1日~3月31日 当年 4月末日

 

ただし、

積み立てた共済金が10万円に満たない場合や、小規模企業共済加入後12ヶ月掛け金を納めていないと借入はできません。

 

返済期間は?

 

期間 貸付額により、貸付期間が異なります。
貸付額 100万円以下 貸付期間 6ヶ月 12ヶ月 貸付額 105~300万円 貸付期間 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 貸付額 305~500万円 貸付期間 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月 貸付額 505万円以上 貸付期間 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月 60ヶ月

 

たとえば、100万円を借りた場合は、6ヵ月後、又は1年後に一括での返済となります。

 

えっ?もしも返済できなかったらどうなるの?

100万円を借りて、運転資金にする場合、一括返済は厳しい人も出てくるでしょう。そんな場合でも安心です。
年率1.5%の場合は、1万5000円のみを返済し、新たに借入申請をすれば100万円を借りたままにすることができます。

 

100万円を1年間借りるためにかかる費用は?

 

契約者貸付制度を利用した場合、以下のようなコストがかかります。

 

支払利子 15000円(1.5%の場合)
印鑑証明 400円
収入印紙 1000円

合計 16400円

100万円に対して1.64%のコストがかかります。

 

消費者金融の年率15%
100万円借りて年間で15万・・・しかも分割返済で元本が減らないシステムなんか鬼のように悪質に感じます。

 

契約者貸付制度のまとめ

もともと自分で積み立ててきたお金を一時的に下ろしているような制度ですが、消費者金融で借り入れるのはコストがかかりすぎですので、ありがたい制度といえそうです。

多少コストはかかりますが、一時的に資金が必要ならば利用してみる価値はあります。

ただ、いつまでも返済しないと、積み立ててきたお金から相殺されてしまうので、結局は将来受け取るお金がなくなります。

ご利用は計画的に・・・。ってこと。

 

それと、借り入れたお金は差押さえされてしまうので注意!