夫がどんなに借金をしても、妻が保証人になっていない限り返済する義務はありません。
結婚前の借金も、結婚後の借金も同じことで妻が支払う義務は一切ないのです。
ただ、夫が自己破産をする場合には注意が必要です。
もしも夫が自己破産をすると、生活費は誰が支払っていたのか？贅沢品は買っていないか？など詳細な調査が入ります。
夫だけでなく妻の通帳も見られます。
もしも、夫の借金で生活をまかなっていたとすると妻の責任も出てくる可能性があります。
それにしても
借金名義が夫ならば、法的には妻に対して差し押さえとかはあり得ません。
夫が差し押さえを防ごうとして妻に名義を移したら、意図的にやってしまったら犯罪行為です。
ですから、妻は逮捕されることはありません。
男性は、自己破産することはプライドが傷付くと考えている人が多いため、奥さんがこっそり返済をしてしまうケースもあるようです。
今は、自己破産しなくても、借金が減額できるケースも多くなっているので、まずは専門家に相談してみましょう。
