借金総額が100万円で、毎月3万円ずつ返済すれば約3年で完済できると思いがちですが、実際には3年で完済は不可能です。それは利息があるからですね。

たとえば、100万円を利率が17%のプロミスで借りた場合、36000円を毎月返済すれば3年で完済できます。返済総額は130万円になります。たった3年で30万円も余計に返済しないといけないのですが、

もう1社から同じ条件で追加で100万円を借りたとします。つまり、合計で200万円の借金です。すると1ヶ月の返済額は72000円となり3年後の支払い総額は260万円にもなります。

毎月の返済額が72000円ともなると、普通の人ならば生活が一気に厳しくなります。

 

借金の整理は早いほうが良い理由

毎月72000円の返済額が将来にわたって確実に返済できるならば、それはそれで良いでしょう。プロミスに60万円の利息を支払うことにはなりますが、返済さえできれば問題はありません。

しかし、2年間は頑張って返済ができたのに、リストラにあったり病気になったりで突然返済ができなくなったとします。滞納せざるを得なくなると、滞納したことによる遅延損害金が請求されるようになります。

この罰金に相当する遅延損害金はメチャクチャ高いので、再び借金の総額が増えていきます。

結局、途中で返済能力がなくなり、返済が滞ってしまうと、今までまじめに返済して借金の元本を減らしてきたのに、遅延損害金で再び借金の元本が増えてしまうという最悪の結果となってしまうのです。

そんなことならば、もっと早く借金整理をしておけば良かったとあとで後悔する人は本当に多いようです。